
| 《研究課題コ−ド》 1011CD005 |
| 《課題名》 | |
| 亜鉛等重金属類の水生生物への複合毒性の評価 Compound toxicity evaluation of the heavy metals such as zinc for aquatic organisms. |
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| 《区分名》 CD 文科-科研費 | |
| 《担当者》 | |
| ○多田満(環境リスク研究センター) | |
| 《キ−ワ−ド》 | |
| 複合毒性,重金属,オオミジンコ,急性 compound toxicity, heavy metals, Daphnia magna, acute |
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| 《目的》 | |
| 通常重金属汚染地域では、単一の金属による汚染はまれである。これら汚染地域において生態リスク評価を遂行し生態系管理手法を確立するには、重金属の複合毒性を理解する必要がある。Kamo & Nagai (2008)は重金属の複合影響を予測するモデルを提案しているが、多分に理論的な予測であり検証が必要である。本研究では、実験室において重金属の複合毒性試験を行い、理論の検証を進めると同時に、より精緻なモデルを構築するためのデータを取得することを目的とする。 | |
| 《内容及び成果》 | |
| 昨年度に引き続きオオミジンコを用いて銅と亜鉛の複合急性毒性試験をおこなった。銅(LC50= 10.6 μg/L)と亜鉛(LC50= 889.1 μg/L)をそれぞれ、LC50の0+1.0、0.2+0.8、0.4+0.6、0.6+0.4、0.8+0.2、1.0+0.0の比率で混合して、48hの生存率を調べた。それぞれの混合濃度区で、オオミジンコ仔虫20頭を用いて、5回繰り返し試験をおこなった(硬度53)。その結果、銅と亜鉛それぞれのLC50(1.0+0、0+1.0)の生存率が、0.54(±0.074)と0.37(±0.172)であるのに対して、0.4+0.6と0.6+0.4の混合比において、生存率は0.1(±0.071)と0.08(±0.076)と大きく低下した。 | |
| 《期間》 平成22〜平成23年度(2010〜2011年度) | |
| 《備考》 | |
| 独立行政法人産業総合技術研究所・加茂将史 | |