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研究成果(平成23年度)
《研究課題コ−ド》 0812CD001
《課題名》
アジア途上地域におけるPOPs候補物質の汚染実態解明と生態影響評価
Evaluation of pollution and effects on wild animals of POPs candidates in the Asian developing region
《区分名》 CD 文科-科研費
《担当者》
○滝上英孝(循環型社会・廃棄物研究センター),鈴木剛
《キ−ワ−ド》
途上国,POPs候補物質,環境汚染,生態影響評価
developing countries, POPs candidates, environmetntal pollution, Ecological risk evaluation
《目的》
国際社会において大きな関心を集めているPOPs候補物質、およびその発生源としてまた不適切管理地域として懸念されているアジアの途上地域を対象に、環境・生態系汚染の現状と経年変化およびバイオアッセイ/マイクロアレイ等による影響評価の基礎データを集積・解析し、環境改善や対策技術構築のための科学的根拠を提示することにある。
 平成23年度は、in vitroバイオアッセイを用いて昨年度明らかにした野生高等生物に蓄積している化学物質のハザードのうち、生殖毒性に関連する抗アンドロゲン受容体(AR)活性に注目して、寄与物質の同定評価を行った。
《内容及び成果》
 In vitroバイオアッセイと化学分析を用いて野生高等生物から調製した抽出液に蓄積している抗AR活性物質を同定した。硫酸処理抽出液ではPOPsとして規制されているp,p’-DDEが、硫酸未処理抽出液ではCAS登録番号のない有機スズ化合物が、それぞれ主要な活性物質として同定された。In vitroバイオアッセイと化学分析の統合評価法は、未規制物質による生殖毒性リスクの可能性を示し、生態系汚染の現状把握に有用である。
《期間》 平成20〜平成24年度(2008〜2012年度)
《備考》