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研究成果(平成23年度)
《研究課題コ−ド》 0911AQ001
《課題名》
エピジェネティク作用の修飾因子に関する研究
Studies of factors contributing to the regulation of epigenetics
《区分名》 AQ センター調査研究
《担当者》
○野原恵子(環境健康研究センター),前川文彦,鈴木武博,内匠正太,小林弥生
《キ−ワ−ド》
エピジェネティクス,概日リズム,性差
epigenetics, circadian rhythm, sex difference
《目的》
環境化学物質が生体調節因子と複合作用を介してエピジェネティクス影響をもたらす可能性がこれまでの研究から見いだされている。本研究ではその複合作用のメカニズムを探る最初のステップとして、生体調節因子がどのようにエピジェネティク作用を修飾するのか検討を行う。
《内容及び成果》
 エピジェネティック作用を持つ環境化学物質に対する生体感受性に影響を与える因子の1つであるDNAメチル基転移酵素Dnmt3bの肝臓における発現機構を検討した。前年度の研究から既にDnmt3bの遺伝子発現は朝に高く、夕方低い日周変動を示すことが明らかになっていたが、今年度はこの日周変動が、光周期と摂食周期のどちらの周期により同調するのかマウスを用いた動物実験により検討を行った。その結果、Dnmt3bの発現変動は摂食周期により強く同調することが明らかとなった。この結果は、摂食周期がDnmt3b発現変化を介してエピジェネティック作用を持つ環境化学物質に対する感受性を変化させる可能性を示唆している。
《期間》 平成22〜平成24年度(2010〜2012年度)
《備考》