NIES EIC TEST Database
研究成果(平成23年度)
《研究課題コ−ド》 1111BY002
《課題名》
高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査
Highly pathogenic avian influenza virus monitoring in wild birds.
《区分名》 BY 環境-委託請負
《担当者》
○大沼学(生物・生態系環境研究センター)
《キ−ワ−ド》
高病原性鳥インフルエンザウイルス,H5N1
highly pathogenic avian influenza, H5N1
《目的》
平成16年、19年、20年、22年および23年に日本国内で発生した高病原性鳥インフルエンザの感染経路について渡り鳥等の野生鳥類がウイルスの伝搬に関わっている可能性がある。高病原性鳥インフルエンザウイルスが希少種へ感染し死亡率が通常よりも上昇する可能性が懸念されることから、渡り鳥を含む野生鳥類について高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を年間を通してモニタリングする。
《内容及び成果》
 平成23年4月から平成24年3月にかけて、環境省が指定した各都道府県のサンプリング地点52箇所より水禽類の糞を採取し検査用サンプルとした。また、各都道府県で回収された死亡野鳥の気管スワブと総排泄腔スワブについても検査用サンプルとした。サンプル数は水禽類等の糞サンプルが2,412検体および死亡野鳥スワブサンプルが759検体の合計3,171検体であった。これらの検体からEZ1 Virus Mini Kit v2.0(QIAGEN社)あるいはMagMAX AI/ND Viral RNA Isolation kit(Ambion社)でRNAを抽出し、LAMP法(栄研化学株式会社)によってインフルエンザA型ウイルス遺伝子の検出を実施した。その結果、インフルエンザA型ウイルス遺伝子陽性反応を示したのは、3,171検体の中で43検体であった。
《期間》 平成23〜平成23年度(2011〜2011年度)
《備考》
当課題は生物多様性重点研究プログラム・PJ-3「人為的環境撹乱要因の生物多様性影響評価と管理手法に関する研究」サブテーマ1侵略的外来生物による生物多様性影響評価と管理にも関連する。