
| 《研究課題コ−ド》 0812AQ001 |
| 《課題名》 | |
| 界面活性剤ミセルが存在する溶液内での物質の分配と反応性に関する研究 Studies on partition and reactivity of chemicals in the solutions containing surfactant micelles |
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| 《区分名》 AQ センター調査研究 | |
| 《担当者》 | |
| ○稲葉一穂(地域環境研究センター) | |
| 《キ−ワ−ド》 | |
| 界面活性剤ミセル,ミセル可溶化,分配平衡,反応性 surfactant micelles, micellar solubilization, partition equilibrium, reactivity |
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| 《目的》 | |
| 高濃度の界面活性剤が作るミセルは、均一溶液でありながら水溶液の中に擬似的な二相系の性質を有しているため、水に溶けにくい様々な物質がミセル内部へと可溶化する。このため、水に溶けにくい物質の存在位置が純粋な水溶液内とは異なり、その結果分解や吸着などの反応性が大きく変化する。このようなミセル水溶液系の持つ特徴を明らかにすることで、新たな分離濃縮法や反応性の制御方法を開発することを目標とする。 | |
| 《内容及び成果》 | |
| 臨界ミセル濃度以上の界面活性剤を共存させた系での、鉄粉によるクロロエチレン類(XCEs)の化学的還元分解反応への影響を検討した。シス-1,2-ジクロロエチレンの分解速度は鉄粉濃度に対して1次となったが、テトラクロロエチレンとトリクロロエチレンでは、分解速度の鉄粉濃度依存性は変化し、低濃度では1次、高濃度では2次に近似できた。また、鉄粉へのXCEsの吸着性が高いほど、発生する水素ガス量が高くなる傾向が見られた。これらから、XCEsの分解経路を検討した。 | |
| 《期間》 平成20〜平成24年度(2008〜2012年度) | |
| 《備考》 | |