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研究成果(平成23年度)
《研究課題コ−ド》 0911BE010
《課題名》
廃棄物リサイクル制度展開の国際比較と化学物質管理の統合システム解析
International comparison study on waste management and recycle institutions, and integrated system analysis of chemical substance management
《区分名》 BE 環境-循環型社会
《担当者》
○小池英子(環境健康研究センター)
《キ−ワ−ド》
影響評価,廃棄物
evaluation, waste substance
《目的》
家庭系有害廃棄物の代表例として、臭素系難燃剤(BFRs)を含む電気機器や繊維製品が挙げられるが、BFRs等の化学物質は、室内ダストあるいは循環廃棄関連ダストとして存在することから、主に経気道あるいは経皮的に曝露される可能性がある。そこで本研究では、BFRsの呼吸器・免疫系に対する健康影響を実験的に評価することを目的とする。
《内容及び成果》
 本年度は、BFRsが主要な抗原提示細胞である樹状細胞の分化・成熟過程に及ぼす影響と、気道上皮細胞に及ぼす影響機構について検討を加えた。その結果、作用強度としては弱いが、BFRsは、樹状細胞の分化・成熟、活性化に影響を及ぼしうることが明らかになった。一方、少なくとも一部のBFRsは、気道上皮細胞の毒性や炎症反応に関わる因子の発現修飾とともに、上皮成長因子(EGF)の産生を増加することによっても呼吸器系に影響を及ぼしうることが示された。また、これまでの結果を総合して、気道上皮細胞におけるIL-6やIL-8、sICAM-1、EGFの産生、脾細胞におけるCD86の発現やIL-4の産生等が影響スクリーニング指標として有用である可能性が示唆された。
《期間》 平成21〜平成23年度(2009〜2011年度)
《備考》