第4期中長期計画(2016-2020年度)安全確保研究プログラム

PJ6: プロジェクト6

PM2.5など大気汚染の実態解明と毒性・健康影響に関する研究プロジェクト

PJ6: プロジェクト6概要図

 経済発展の著しい東アジアでは、エネルギー使用が増加し大気汚染物質の排出量が増加しています。日本国内でも微小粒子状物質(PM2.5)の高濃度事例が観測されており、健康への影響が懸念されています。中央環境審議会などでは、PM2.5に関して、国内発生源および越境汚染の寄与割合の解明、発生源に対する対策の策定、化学組成に着目した疫学研究、リスクの高い集団(高感受性集団)を対象とした疫学研究を重要課題として挙げています。このような背景のもと、このプロジェクトでは「PM2.5など大気汚染の実態解明と毒性・健康影響に関する研究」をテーマとして、大気汚染の発生源や原因物質の排出に係る削減対策の方向性の提示、粒子状物質がもたらす健康影響の国内知見の創出、注意喚起情報の発信手法の構築を行います。これらの目標を達成するため、排出インベントリの整備や大気化学プロセスの室内実験による理解を進め、大気観測データを用いて検証し、大気質モデルの精緻化や性能向上を図ります。また、粒子状物質に含まれる化合物の細胞毒性試験を行い、毒性物質の絞り込みを行います。並行して、死亡や循環器疾患患者情報などの医療データと大気観測データを収集し、疫学的検討を加え、健康影響に関する国内知見の創出を行います。

PJ6 メンバー

プロジェクトリーダー:高見 昭憲(地域環境研究センター)
メンバー:<リスク健康C>平野 靖史郎、古山 昭子、藤谷 雄二、山崎 新、道川 武紘
 <地域C>菅田 誠治、永島 達也、森野 悠、五藤 大輔、茶谷 聡、佐藤 圭、
  清水 厚、近藤 美則、Ying Li、早崎 将光、吉野 彩子
 <計測C>伏見 暁洋


 

PJ6 サブテーマ

1.発生源寄与割合の解明と排出削減対策に関する研究
2.大気汚染がもたらす健康影響の国内知見の創出