ハイスループット(high-throughput)
自動的に高速で多数の検体を調べること。
バイオアッセイ(bioassay)
生物検定法、生物学的(毒性)試験。生物材料を用いて、生物学的応答から、生物作用を評価する方法。
バイオマーカー
生体内の生物学的変化を定量的に把握するための指標(マーカー)となるもの。
曝露
化学物質や物理的刺激(健康に有害な要因)などに生体がさらされることをいいます。
半減期
個体数・物質量・分子数・放射線などが時間の経過とともに半減するのに要する時間のこと。薬学では、薬成分などの血中濃度が半分に低下するまでに必要な時間のこと。
半数致死濃度
短期間(48時間、72時間など)に半数の試験生物が死亡する化学物質濃度(LD50)。
貧食
細胞表面に接着した比較的大きな粒子が細胞内に取込まれることをさす。 細胞骨格を形成するアクチンが働き、細胞膜を粒子に沿って伸展することにより粒子が細胞内に取り込まれる。
浮遊粒子状物質
Suspended Particulate Matter (SPM)とも言う。粒径10μm以下の大気中粒子のことを指す。SPMの環境基準は、1時間値の1日平均値が0.10 mg/m3以下であり、かつ、1時間値が0.20 mg/m3以下であること。
プライオリティセッティング
化学物質を無作為に調べるのでなく、影響(毒性)や製造量などから関心の高い物質を選定する、または順位づけすること。
ブラウン運動
水に浮かべられた花粉や静止空気中のPMは、ジグザグな軌道を描いて絶え間なく不規則に動き回っている。このような不規則な運動をブラウン運動という。これは花粉やPMに加えられる水分子や気体分子による絶え間ない衝撃が、不規則に変化するために起きる。
北海道洞爺湖サミット
2008年 7月7日から9日までの3日間、北海道の洞爺湖で開催された日本が議長国をつとめるG8先進国首脳会議(G8サミット)。G8サミットは、G7のメンバーである日本・アメリカ・イギリス・イタリア・カナダ・ドイツ・フランスにロシアを加えた主要先進国8カ国とEUによる首脳会議。特に近年は気候変動問題が重要なテーマとされている。洞爺湖サミットでは、世界経済、環境・気候変動、開発・アフリカ及び政治問題を主要議題として議論が行われた。
骨リモデリング
骨組織は生涯にわたり代謝し続ける組織で、破骨細胞による骨吸収、骨芽細胞によって骨形成が行われ古い組織を新しい組織に置き換えています。これを骨リモデリングすなわち骨再構築と呼んでいます。骨吸収と骨形成のバランスが崩れると骨粗鬆症や骨軟化症など骨の病気が起こって来ます。