「生物多様性国家戦略2010」

「生物多様性基本法」(平成20年6月施行)に基づく「生物多様性国家戦略2010」が平成22年3月に閣議決定。「いのちと暮らしを支える生物多様性」の重要性から4つの危機を課題に、「生物多様性の状態を現状以上に豊かなものにする」ことを中長期目標(2050年)、「生物多様性の損失を止めるため、状況把握・保全活動拡大・方法構築・持続可能な利用・社会への浸透・新規活動の実施」を短期目標(2020年)に掲げている。<4つの危機>1.開発などによる危機2.里地里山などの自然の質の変化による危機3.外来種などによる生態系の撹乱による危機4.地球温暖化による危機

生物多様性国家戦略・・・経緯

生物多様性の保全および持続可能な利用に関する基本計画である「生物多様性国家戦略」(平成7年決定)は、平成14年の見直し、平成19年見直し「第三次生物多様性国家戦略」を経て、平成20年6月施行された「生物多様性基本法」に基づく「生物多様性国家戦略2010」が平成22年3月に閣議決定された。

4つの基本戦略 1.社会への浸透・・・社会への浸透のための地域の取組みを促進・支援 2.人と自然の関係の再構築・・・1_里地里山の管理モデル構築 2_鳥獣とすみ分けられる地域づくり 3_生物多様性の保全に貢献する農林水産業の推進 4_希少野生動植物の保全施策と外来種の防除 3.森・里・川・海のつながり確保・・・1_生態系ネットワーク具現化 2_自然再生の推進 3_海域保護区の検討 4.地球規模の視点を持った行動・・・1_生物多様性条約COP10の成功 2_「生物多様性総合評価」の実施 3_自然共生モデルの世界への発信 4_生物多様性の観点からの温暖化緩和策