「UNCED・・環境と開発に関する国際連合会議」

(United Nations Conference on Environment and Development)

1992年6月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された環境と開発に関する国際会議。一般には地球サミットともいう。(10年後に開かれた「持続可能な開発に関する世界首脳会議」も、併せて「地球サミット」と呼ばれる。)この会議には約180か国が参加し、100か国余の元首、首脳が自ら出席するなど、史上かつてないほどハイレベルかつ大規模な会議となった。この会議では「気候変動枠組条約」と「生物多様性条約」の署名が開始されるとともに、「環境と開発に関するリオデジャネイロ宣言(リオ宣言)」、「アジェンダ21」及び「森林原則声明」などの文書も合意された。

「生物多様性条約」

(生物の多様性に関する条約:Convention on Biological Diversity(CBD))

生物の多様性の保全、その構成要素の持続可能な利用及び遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を目的とする。1992年に採択され、1993年12月に発効した。日本は1993年5月に締結した。条約に基づき生物多様性国家戦略を策定し、これに基づく各種施策を実施している。

「気候変動枠組条約」

(気候変動に関する国際連合枠組条約)

地球温暖化防止に関する取組を国際的に協調して行っていく為1992年5月に採択され、1994年3月に発効。気候系に対し危険な人為的影響を及ぼすこととならない水準において、大気中の温室効果ガス濃度を安定化することを目的とし、締約国に温室効果ガスの排出・吸収目録の作成、地球温暖化対策の為の国家計画の策定と実施等の各種義務を課している。・気候変動に関する政府間パネル(IPCC):1988年に、国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)により設立。地球温暖化に関する科学的・技術的・社会経済的な評価を行い、得られた知見を政策決定者を始め広く一般に利用してもらうことを任務とする。