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サブテーマ2-1
災害・事故時の非定常環境汚染の異常検知と 影響予測に関する研究

 サブテーマ2-1では、非定常状態の汚染について、連続モニタリングの異常検知の手法検討を行い、関係者らのネットワークにより情報共有を行う。化学物質に関する水質事故等の事例を集積し、連続モニタリングのデータなどから災害・事故の端緒情報となる異常を検知した実績の抽出を行うと共に、化学物質に関する水質事故事例を参考とした、異常検知及び試料分画、化学分析、処理特性等を考慮した分析等による原因究明手法の検討を行う。加えて、サブテーマ2-3、2-4と連携して、化学物質事故時の周辺住民等の曝露量の推定手法に関する検討を行う予定である。

「サブテーマ2-1概要図:化学物質に関する水質事故等の事例を集積し、化学物質に関する水質事故事例を参考とした、異常検知及び試料分画、化学分析、処理特性等を考慮した分析等による原因究明手法の検討を行うとともに、関係者らのネットワークにより情報共有して、災害・事故時の対応力の向上を図る」クリックで拡大

サブテーマ2-1では、非定常状態の汚染について、連続モニタリングの異常検知の手法検討を行い、関係者らのネットワークにより情報共有して、災害・事故時の対応力の向上を図る。

リーダーから一言:サブテーマ2-1リーダー(研究テーマ2リーダー)

「国立保健医療科学院 生活環境研究部 上席主任研究官 浅見真理」の写真
国立保健医療科学院 生活環境研究部
水管理研究領域 上席主任研究官
浅見 真理

 水質事故や化学物質事故が起こった場合は、迅速な対応が必要となります。研究テーマ2では、連続モニタリングの異常検知の手法検討を行うと共に、試料の分画、化学分析、処理特性等を考慮した分析等による原因究明手法の検討を行います。この研究を通じて、技術的な向上と関係者らのネットワークによる情報共有、連携体制の構築が進むことを目指していきたいと思います。

環境省
独立行政法人 環境再生保全機構
国立保健医療科学院 National Institute of Public Health