|
「世界中にうまっている石油の量÷世界中が一年間に使う石油の量
」
これが、石油があと何年分残っているかを計算する式です。この式で計算すると、2001年末の時点で、残りあと40年ということになります。
しかし、これは40年後に地球の石油を全部掘(ほ)りつくしてしまうということではありません。地球には、まだ発見されていない油田があるはずです。そして、もっと石油をほる技術がよくなれば、深い海の地下にある油田を発見して、石油をくみあげることもできるはずです。ですから、石油はきっとあと40年よりももう少し長く使い続けることができるでしょう。
ただし、それでも100年先まで石油がある保証(ほしょう)はどこにもありません。もしいま、石油がなくなったら、電力も不足し、多くの化学製品(かがくせいひん)も作れなくなって、世界は大パニックになってしまいます。そうならないために、世界中で、石油にかわる新しいエネルギーを研究しています。 |
|
|
|
|
|
|
|
|