熱帯林(ねったいりん)
赤道を中心に広がる熱帯地方にある森林。地球上の生物のうち半分以上の種類が熱帯林にすむ。毎年、伐採(ばっさい)や焼け畑農業(のうぎょう)により日本の約3分の1にあたる面積の熱帯林が減っているといわれている。

遺伝子資源(いでんししげん)
地球上のさまざまな生き物がそれぞれ違った性質をもっているのは、みなちがう遺伝子をもっているから。人間が利用するという目でみたとき、いろいろな遺伝子のあつまりは資源でもある。これを遺伝子資源(いでんししげん)とよぶ。さまざまな野菜や果物、薬が、遺伝子資源を利用してつくられている。まだ人間が利用していない遺伝子のなかにも、有用なものがたくさんあると考えられている。

二酸化炭素の吸収量(にさんかたんそのきゅうしゅうりょう)
植物は栄養分を作り出すために、二酸化炭素を取り入れるはたらきをもつ。また、海も空気中の二酸化炭素を取りこむ役目をしている。二酸化炭素を取りこむ力がおとろえると、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)がもっと進んでしまう。

二次林(にじりん)
人間が木をきったり、自然(しぜん)の火事や土砂崩(どしゃくず)れなどで森がなくなったあとに自然にできる森林、木材を利用するために木を植えている林は植林(しょくりん)という。

天然林(てんねんりん)
人間が木を植えたりしたのではなく、自然に木がはえてできた森林。