地球温暖化(ちきゅうおんだんか)
産業(さんぎょう)の発達によって人間の活動が活発(かっぱつ)になり、二酸化炭素などの温室効果ガスが増(ふ)えて、地球の平均気温が高くなること。

二酸化炭素(にさんかたんそ)

物を燃(も)やしたり、生き物が呼吸(こきゅう)したりするときにでる気体。増えすぎると地球の気温を上げるはたらきをする。植物は二酸化炭素をとり入れて生活している。

一酸化二窒素(いっさんかにっちそ)=(亜酸化窒素(あさんかちっそ)
常温常圧(じょうおんじょうあつ)では無色(むしょく)の気体。麻酔(ますい)作用があり、笑気(しょうき)とも呼(よ)ばれる。二酸化炭素、メタン、クロロフルオロカーボン(CFC)などとともに代表的な温室効果ガスの一つ、温室効果の強さは二酸化炭素を1とすると、一酸化二窒素では約100倍になると言われている。物の燃焼(ねんしょう)や窒素肥料(ちっそしりょう)の施肥(せひ)などが発生原因(はっせいげんいん)であるといわれている。

メタン
石油、石炭、天然ガスなどの発掘場(はっくつじょう)、牛や羊のゲップや水田や沼(ぬま)などから発生(はっせい)するガス。増えすぎると地球の気温を上げるはたらきをする。

フロン
1928年にアメリカで開発されたガス。冷蔵庫(れいぞうこ)などで物を冷やすときに利用したり、精密(せいみつ)な機械をあらったり、スプレーなどにも使われていた。
 現在では環境にあまり害のないフロンを開発したり、フロン使用機器
(きき)を廃棄(はいき)する際、 フロンが大気中に放出(ほうしゅつ)されないようにするための法律も作られ、適切(てきせつ)なフロンの回収(かいしゅう)・破壊(はかい)処理を進めている。

温室効果ガス(おんしつこうかがす)
地球にあたった太陽の熱をとじこめて、気温を高くするはたらきのある気体。二酸化炭素(にさんかたんそ)、メタン、亜酸化窒素(あさんかちっそ)、フロン類など。

京都議定書(きょうとぎていしょ)
1997年に京都で開催(かいさい)された地球温暖化を防止するための会議で決まった温室効果ガスを減らすための約束ごと。先進国全体で2008年から2012年までに温室効果ガスの排出量(はいしゅつりょう)を5.2%削減(さくげん)することが約束された。