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- プロジェクト実施計画書 (HTML)
- 環境試料や、生体内における有害化学物質の定性・定量分析は、逆相系、イオン交換、疎水、あるいはアフィニティーの各クラマトグラフィーにより行われる。一般に、これらの分析においては、有機溶媒を含む廃液が多量に排出され、廃棄物処理の問題を抱えていたことに加え、有機溶剤のため生体試料が不安定となり、体内における有害化学物質の挙動を正しく把握していないという難点があった。一方、ヒ素などの化学形態が多く存在する元素の分析は、高速液体クロマトグラフィーにより、その化学種を分離した後に、原子吸光、プラズマ発光、プラズマ質量分析器により定量するという方法が用いられるが、有機溶媒を用いることにより検出器が不安定となり正確な測定ができなかった。このため、水溶液のみを溶離液に用いるクロマトグラフィーの開発が望まれていた。グリーンテクノロジーの開発の一環として、分析試料中の化学物質と相互作用するクロマトグラフィーのカラム素材をナノレベルで解析、かつ開発し、環境中、あるいは生体試料中の有害化学物質を分析する水系クロマトグラフィーを開発することは、環境技術開発における喫緊の課題となっている。
2005年10月30日 公開
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