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ホーム > 刊行物 > 国立環境研究所ニュース > 9巻 > 1号 (1990年4月発行) > 環境モニタリングの重要性の再認識を

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論評
環境モニタリングの重要性の再認識を
東京水産大学水産学部教授  大槻  晃

新しく目標を立て,組織を改組して国立環境研究所として活動を開始するとのこと,おめでとうございます。

所外から見ますと,この組織再編成と名称変更は,研究の中心を当然自然環境を対象にしたものに置くことになると判断します。地球的規模の環境問題を含め自然を対象にする研究の基本は仮説とモニタリングです。はっきりとした成果が得られるまでにはかなりの研究期間が必要になるでしょう。多くの場合,行政の予算獲得上のスパンと大きな隔たりが生じるような気がします。また,いわゆる研究効率(成果/研究費プラス労力)という点から見れば,極めて低いものの一つと言えましょう。しかしながら,得られる成果は,用いる方法論さえしっかりしたものであれば,将来の行政の基本ともなり得るし,また貴重なデータとして世界に誇れるものとなるはずです。このような環境モニタリング研究の重要性を,経済効率だけを考えてきた人々に如何に理解させるか,国立環境研究所のもう一つの使命だと考えます。

(おおつき  あきら,元計測技術部水質計測研究室長)


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