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清水 明氏 南極越冬観測に出発

その他の報告

秋元 肇

 国立公害研究所の清水明氏(現大気環境部・前技術部)が,第31次南極地域観測冬隊員として,去る11月14日東京晴海埠頭から砕氷船「しらせ」で南極へ向けて出発しました。同氏は気水圏系観測に参加し,「南極域の気候変動に関する総合研究計画」の一環として,船上および昭和基地における大気微量成分(CO2,CO,エアロゾル等)の測定・サンプリング,海洋プランクトンの採取などを担当することになっています。

 国公研としては初めての南極観測,しかも越冬観測への参加で,地球環境研究の面から同氏に大きな期待が寄せられています。帰国は1991年3月の予定。清水さん,がんばれ!

(大気環境部長 秋本 肇)