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2017年10月31日

新刊紹介

環境儀 No.66「土壌は温暖化を加速するのか?
─アジアの森林土壌が握る膨大な炭素の将来」

環境儀 No.66

 地球の土壌中からは、年間840~980億トンの炭素が土壌呼吸として土壌から大気中に放出されていますが、そのうちの約7割は、土壌中の微生物が有機物を分解する時に放出(土壌微生物呼吸)されるものと考えられています。これは、人間の活動によって排出される二酸化炭素量の約10倍に相当しますが、温暖化によりわずかでも温度が上がれば、有機物の分解が急速に進み、温暖化に拍車をかけるという悪循環が懸念されています。しかし、特にアジア地域においては、有機物分解に関わる観測データが不足しているため、地球全体の陸域における炭素循環の推定値は不確実性が大きいことが課題となっています。

 本号では、独自に開発した観測システムを用いて、アジア地域の森林を中心に行っている土壌微生物呼吸の温暖化への応答に関する研究について、観測手法や研究成果とともに紹介します。

http://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/66/02-03.html

国立環境研究所研究プロジェクト報告 第123号
「直噴ガソリン車および最新ディーゼル車からの
粒子状物質の排出実態と大気環境影響」

国立環境研究所研究プロジェクト報告 第123号

 本報告書は、直噴ガソリン車等から直接排出されるPM2.5の排出量測定、大気中での化学反応で排ガスから間接的に生成されるPM2.5の生成能測定、これらの過去から将来への国内排出量推計、および大気モデルによる大気中濃度の推定により、自動車排気が大気環境に与える影響評価をとりまとめたものです。

http://www.nies.go.jp/kanko/tokubetu/setsumei/sr-123-2017b.html

国立環境研究所研究プロジェクト報告 第124号
「絶滅過程解明のための絶滅危惧種ゲノムデータベース構築」

国立環境研究所研究プロジェクト報告 第124号

 国内で保護事業が進められている絶滅危惧鳥類3種(ヤンバルクイナ、タンチョウ、コウノトリ)についてドラフトゲノム情報を解明し、公表しました。本報告書は、平成25~27年度の3年間の研究成果をとりまとめたものです。

http://www.nies.go.jp/kanko/tokubetu/setsumei/sr-124-2017b.html

NIES Annual Report 2017

NIES Annual Report 2017

 「NIES Annual Report 2017」は、海外に向けて、国立環境研究所の最近の研究成果を紹介する英文の年次報告書です。今回の報告書は、第4期中長期計画(平成28~32年度)の初年度にあたる平成28年度の活動状況を中心にとりまとめたものです。

http://www.nies.go.jp/kanko/annual/ae23.pdf

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