「第23回全国環境研究所交流シンポジウム」 報告
セミナー委員会
全国環境研究所交流シンポジウム小委員会
平成20年2月13〜14日に第23回全国環境研究所交流シンポジウムが開催され,両日の延べ数で,167名(内国立環境研究所23名)の方が参加しました。本シンポジウムは,「環境研究に関する研究発表,意見交換を通じて地方環境研究所と国立環境研究所の研究者間の交流を図り,共同研究等の新たな展開に役立てると共に,環境研究の一層の推進を図る」(全国環境研究所交流シンポジウム実施要領)ことを目的に,セミナー委員会事業の一つとして,第1回の昭和61年以来,毎年度の第4四半期に開催しています。
今回のシンポジウムテーマは,所内からの応募を参考に「地方環境研究所における沿岸海域調査研究−沿岸海域の再生と今後のモニタリングについて−」となりました。当研究所の大山記念ホールで行われた13日の研究発表会では,木幡水土壌圏環境研究領域長による基調講演に続き,海域環境モニタリング,沿岸域の水質と生態系との関係などに関して計10件の口頭発表及び討論が行われました。翌14日には,藻場・干潟環境,沿岸環境の修復技術などに関して計10件の口頭発表及び討論が行われ,無事に終了しました。
本シンポジウムの開催にあたり多くの方々にご協力いただきました。皆様のお力添えに深く感謝申し上げます。
【プログラム】 (敬称略)
| 平成 20年2月13日 (水) |
| 開会挨拶 | 国立環境研究所理事長 | 大塚柳太郎 | ||
| 来賓挨拶 | 環境省総合環境政策局環境研究技術室長 | 立川裕隆 | ||
| 基調講演 | (司会:牧 秀明) | |||
| 「沿岸海域環境の現状と課題」 木幡邦男(国立環境研究所) | ||||
セッション1: 海域環境モニタリング (座長:木幡邦男)
| (1) | 「北海道沿岸海域における環境質について(北海道における沿岸調査・研究の概要紹介)」 | |||
| ○福山龍次 (北海道環境科学研究センター) | ||||
| (2) | 「富山湾海域における難分解性溶存有機物に関する研究」 | |||
| ○藤島裕典 (富山県環境科学センター) | ||||
| (3) | 「有明海北東部流域からの溶存態ケイ素の流出と沿岸海域への影響」 | |||
| ○熊谷博史 (福岡県保健環境研究所) | ||||
| (4) | 「鹿児島湾における水質モニタリングと海域の特性」 | |||
| ○實成隆志 (鹿児島県環境保健センター) | ||||
| (5) | 「定期航路を利用した長期・高頻度海洋モニタリング」 | |||
| ○原島 省(国立環境研究所) | ||||
セッション2: 沿岸域の水質と生態系との関係 (座長:原島 省)
| (6) | 「山口県における浚渫土で造成した人工干潟の環境モニタリングについて」 | |||
| ○角野浩二 (山口県環境保健センター) | ||||
| (7) | 「南西諸島に生息する水棲生物中の有害化学物質調査」 | |||
| ○宮城俊彦 (沖縄県衛生環境研究所) | ||||
| (8) | 「横浜市が取り組んできた沿岸海域調査研究と今後の課題」 | |||
| ○水尾寛己 (横浜市環境科学研究所) | ||||
| (9) | 「モニタリングデータから見た東京湾の水質」 | |||
| ○安藤晴夫 (東京都環境整備公社東京都環境科学研究所) | ||||
| (10) | 「東京湾における環境の変化と底棲魚介類群集の変遷:1977〜2007年の解析」 | |||
| ○堀口敏宏・児玉圭太・白石寛明 (国立環境研究所)・清水 誠 (東京大学) | ||||
| 平成 20年2月14日 (木) |
セッション3: 藻場・干潟環境 (座長:中村泰男)
| (11) | 「地環研C型共同研究『藻場の生態系機能による海域再生研究』について」 | |||
| ○矢部 徹 (国立環境研究所) | ||||
| (12) | 「中海におけるコアマモ再生に関する研究」 | |||
| ○初田亜希子 (鳥取県生活環境部衛生環境研究所) | ||||
| (13) | 「アマモ場再生のための苗床シート開発と移植試験」 | |||
| ○相田 聡 (広島県立総合技術研究所) | ||||
| (14) | 「英虞湾のアマモ場の酸素生成・消費および栄養塩吸収・溶出の把握」 | |||
| ○土橋靖史 (三重県科学技術振興センター) | ||||
| (15) | 「英虞湾における,底質の栄養レベルを制御した干潟再生技術」 | |||
| ○国分秀樹 (三重県科学技術振興センター) | ||||
セッション4: 沿岸環境の修復技術 (座長:矢部 徹)
| (16) | 「沿岸域底層環境改善への自走式耕耘・エアレーションシステムの適用」 | |||
| ○宮崎 一 (兵庫県立健康環境科学研究センター) | ||||
| (17) | 「生物を用いた内湾環境修復研究 (長崎県大村湾)」 | |||
| ○山口仁士 (長崎県環境保健研究センター) | ||||
| (18) | 「海藻を用いた松島湾における再生事業について」 | |||
| ○佐々木久雄 (宮城県保健環境センター) | ||||
| (19) | 「三河湾における環境修復と課題」 | |||
| ○石田基雄 (愛知県水産試験場) | ||||
| (20) | 「環境劣悪な干潟における二枚貝の生残と成長」 | |||
| ○中村泰男 (国立環境研究所) | ||||
| 閉会挨拶 | 国立環境研究所理事 安岡善文 | |||
施設見学会 |
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