ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

 年末を控えて巷では”ミレニアム”が流行語であるが,国立研究機関では話題は言うまでもなく独立行政法人化である。最近,本ニュースでもこのことにふれる文章がとみに増えてきた。独立行政法人化にはリストラという要素が含まれていることは否めないが,研究内容そのもののリストラに対する議論は極めて希薄であるように感じる。端的に言うと,大学も含めて異なった研究機関で現在進行している,数多くの重複したテーマや予算である。未曾有の財政危機の中,予算を取り扱う中央官庁ではこのことについて整理を始めたようである。莫大な予算を頂いている我々研究者サイドでも,横のつながりを駆使して,もっと合理的に研究活動が行えるようなシステムが日本には必要ではないか。

(H . M )