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研究成果物



 

7.7 電子計算機管理業務

 
 本センターは,電子計算機管理業務として,スーパーコンピュータを含む各種のコンピュータシステム及び国立環境研究所ネットワークに関する管理,運用等業務を所掌している。これらの業務を遂行するため,「国立環境研究所電子計算機処理管理規程」及び「国立環境研究所ネットワーク運営管理規程」を定め,適正な管理,運用等に努めている。
 平成12年度からは,指紋照合方式を採用した入室管理システムを導入の上,「国立環境研究所電子計算機室利用要領」及び「国立環境研究所電子計算機室利用要領細則」を改定し運用している。
 本年度においては,通常の管理運用業務に加え,基幹ネットワークを含むコンピュータシステムのシステム更改を行い,3月1日より新システムの運用を開始した。
(1)コンピュータシステム管理業務
 本年度は,システム更改が行われたことから,従来のシステムの管理運用業務と併せ,新システム導入のための諸作業を実施した。
 従来のシステムは,平成9年3月のシステム更改により,比較的大規模のスーパーコンピュータを中核に,複数の各種サブシステムを加えた分散型のシステムであり,夜間及び休日を含めて24時間連続運転を行っている。また,スーパーコンピュータについては,原則として3月に1度の定期保守を行うこととしている。
 各システムのうち,ベクトル計算サーバ及びグラフィックスワークステーションの利用に係る調整は地球環境研究センターが行い,上記以外のシステムの利用に係る調整,全システムの管理及び運用を本センターが行うこととされている。
 本年度の利用登録者数は,所外の共同研究者を含めて,ベクトル計算機及びフロントエンドシステム49名,グラフィックスサブシステム68名,計算サーバサブシステム64名となっている。
 新システムへの更改については,平成12年度から引き続き,次期コンピュータシステム導入検討委員会,同委員会導入ワーキンググループ及び利用ワーキンググループにおける議論を踏まえ,システムの導入に必要な仕様書案及びベンチマーク試験プログラム等の検討等を進め,これらを踏まえて政府調達に基づく入札を行い,複数社の応札がなされた。
 これら応札者の提案内容等について,技術審査会による審査等を経て,8月29日に新システム導入業者(日本電気(株))が決定した。その後,導入に向けた詳細設計,搬入据付工事等を実施し,平成14年3月1日より新システムの運用が開始された。
(2)ネットワーク管理業務
 国立環境研究所ネットワーク(NIESNET) の代表的な利用例は,各研究室等に配置されたワークステーション又はパーソナルコンピュータにより,スーパーコンピュータを始めとする各種コンピュータの利用,国外を含む所内外との電子メール,ファイル転送及びWebの利用等である。
 これらの管理業務の中で最も重要なものは,ネットワークセキュリティ対策であり,ファイアウォールを設け,通過プロトコルを制限するなど,非武装セグメント(DMZ)に設置された各種のWWWサーバ,データベースサーバ等の監視を始めとする各種の不正アクセスの防止に努めている。
 また,ウイルス対策サーバを設置し,メール添付ファイル等のウイルス対策を講じている。平成13年度は,同添付ファイルのウイルス検査では,3,934件(前年度の3倍弱)検出されており,その増加が著しい。このことは,ここ1〜2年に自動配信機能を有するウイルスが一般化したことによるものと考えられる。
 さらに,メール添付ファイル以外のネットワークを利用した情報交換,フロッピーディスク等の電子媒体,インターネットからのダウンロード等によるウイルスの感染を防止するため,ソフトウェアの一括購入に基づいたイントラネットからのダウンロード方式により,個別のパーソナルコンピュータについても,ウイルス対策を講じている。
 一方,利用者の便宜に供するため,Webメールの導入,グループアドレスの採用,メーリングリストの運営等を進め,各種の業務の遂行を側面から支援するメールの使い方の普及を図っている。
 その他,所内の情報交換をより一層円滑に行う観点から,平成13年度は,前年度に引き続き,スケジュール機能・文書ファイル保管機能の開発,会議室予約機能の改善及び掲示板機能の強化(文書削除・修正機能の追加)を図るなど,イントラネットの新規機能を開発するとともに従来機能を改善した。 


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