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研究成果物



 

(44) 有害アオコ増殖因子の窒素・リン除去による藻類由来毒性物質産生能の低下に関する研究


〔区分名〕地環研
〔研究課題コード〕0101AH333
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕

〔担当者〕稲森悠平(循環型社会形成推進・廃棄物研究センター)・水落元之
〔期 間〕平成13年度(2001年度)
〔目 的〕有毒アオコの増殖因子の窒素,リン削減による富栄養化対策として,生物学的に窒素を除去する活性汚泥循環変法や,リン除去のために比較的大規模事業等においては凝集法が採用されている。しかし,リン除去に関しては装置の運転操作が煩雑であったり,一般家庭や小規模な施設においては管理が非常に難しいという問題点があるため,電気化学的な脱リン技術として鉄やアルミニウムを電極とした電解脱リン法が注目されている。本研究では廃棄物である廃アルミニウム缶(以下,アルミ缶という。)を用いた電解脱リン法によるリン除去能を明らかにし,藻類由来毒性物質産生能の低下手法を開発することを目的として検討を行った。
〔内容および成果〕
 有毒アオコ増殖因子のリン除去を行う目的でアルミ缶に通電し,運転条件の検討を行った結果,通電量は流入するリン酸イオン濃度当量の約3倍として,アルミ缶に確実に通電する方法の確保を行えば,約80%程度のリンの除去率が得られることが判明した。また,窒素除去に関しては,返送比2Qの循環変法により約65%の除去率が得られるとともに,BOD,CODについても90%以上であり,電解脱リン法は効果的な有毒アオコ増殖防止のための高度処理法となることが示唆された。
〔備 考〕
共同研究機関:岡山県環境科学センター
共同研究者:山本 淳


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