(37) ディーゼル排気の内分泌撹乱作用と生殖系への影響
〔区分名〕戦略基礎
〔研究課題コード〕0105KB284
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕
〔担当者〕高野裕久(内分泌かく乱化学物質及びダイオキシン類のリスク評価と管理プロジェクトグループ)・柳澤利枝
〔期 間〕平成13〜17年度(2001〜2005年度)
〔目 的〕ディーゼル排ガスおよび微粒子には多数の化学物質が含まれ,その健康影響が危惧されている。これらの健康影響は呼吸器・循環器系にとどまらず,内分泌攪乱作用の存在も示唆されている。本研究では,ディーゼル排ガスおよび微粒子の内分泌攪乱作用とそのメカニズムを分子生物学的に明らかにすることをめざす。
〔内容および成果〕
肺組織において,核内と細胞質からタンパクを分取する方法の確立を試みた。また,ディーゼル排気微粒子の気管内投与により,濃度依存的に,肺のAh
receptorの発現は低下し,cyp1A1の発現は増加することが明らかになった。
ディーゼル排気微粒子の気管内投与はnuclear factor
kappa Bのp50 subunitの活性化を誘導する傾向が認められた。また,マウスをデイーゼル排気に暴露させ,睾丸における諸遺伝子の発現の変化を検討しつつある。
〔備 考〕
研究代表者:武田 健(東京理科大学)
当課題は重点研究分野W.5.1.にも関連
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