(10) 環境科学研究用に開発した実験動物の有用性に関する研究
〔区分名〕経常
〔研究課題コード〕0105AE174
〔担当者〕高橋慎司(内分泌かく乱化学物質及びダイオキシン類のリスク評価と管理プロジェクトグループ)・清水 明
〔期 間〕平成13〜17年度(2001〜2005年度)
〔目 的〕国立環境研究所実験動物施設では,環境汚染物質の毒性スクリーニング実験動物としてウズラ及びハムスターを純化しているが,本年度は環境ホルモン感受性試験の実験動物としての有用性について更に検討した。
〔内容および成果〕
(1)ニューカッスル病ウイルス不活化ワクチンに対する抗体産生能(NDV-HI抗体産生能と略)の高及び低系ウズラの選抜を57世代へと進め,両系ウズラを遺伝的に純化することができた。また,ハムスターでは兄妹交配による近交化を行い,これまでに2家系を32世代まで継代した。
(2)NDV-HI抗体産生能の低系に出現した羽装突然変異を固定することができた。また、低系の繁殖能力は高系と比較して良好な成績を示し,絶滅の危機を回避できるモデル動物であることがわかった。
(3)ウズラ卵形を用いて近交退化の診断手法を開発し,卵形に種間差のあることがわかった。
〔備 考〕
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