<HOME <Index of 年報(平成13年度)

研究成果物



 

(6) 辺戸岬地上観測施設における環境酸性化物質の物質収支に関する研究


〔区分名〕地環研
〔研究課題コード〕0101AH322
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕

〔担当者〕村野健太郎(大気圏環境研究領域)・畠山史郎
〔期 間〕平成13年度(2001年度)
〔目 的〕沖縄は大気汚染物質の発生地域から離れており,大気汚染物質濃度は低いと考えられていたが,我々の観測によるとアジア大陸から長距離輸送された大気汚染が観測される。また,夏季には清浄な海洋性気団に覆われて大気汚染はない。東アジアの大気汚染物質の長距離輸送の観測のために沖縄辺戸岬の観測所においてオゾンとエアロゾルの観測を行う。
〔内容および成果〕
 本年度の降水・降下物のpHは4.5〜7.1に分布し,年平均値は5.2で前年度(5.4)に比べ僅かに低い値を示した。また,オゾン濃度は1.2〜87ppbvの範囲に分布し,年平均値は38ppbvで前年度(37ppbv)に僅かに高い値を示した。例年,沖縄において季節風の影響を受ける秋から春にかけて降水・降下物中の酸性物質及びオゾン濃度が増加することから,主として移動性高気圧の影響を受ける10月から11月にかけてエアロゾル中の硝酸イオンとオゾン濃度との関連を検討した。硝酸イオン及びオゾン濃度にr=0.68(n=45)の相関関係が見られ,東アジア領域からの長距離輸送が考えられた。
〔備 考〕
共同研究者:金城義勝(沖縄県衛生環境研究所)


先頭へ

 


HOME

Copyright(C) National Institute for Environmental Studies.
All Rights Reserved. www@nies.go.jp