<HOME <Index of 年報(平成13年度)

研究成果物



 

(4) 山岳地域における酸性および酸化性物質の輸送と沈着に関する研究


〔区分名〕地環研
〔研究課題コード〕0101AH320
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕

〔担当者〕村野健太郎(大気圏環境研究領域)・畠山史郎
〔期 間〕平成13年度(2001年度)
〔目 的〕長距離輸送の影響を受けやすいリモートな地点である中部山岳地域の八方尾根において浮遊粒子状物質(SPM)の長期観測を行い,硫酸塩エアロゾルの経年変化について検討を行う。
〔内容および成果〕
 大気中のSO42−濃度には低下傾向が見られたが,この結果から中国大陸からの硫黄化合物輸送量が減少したと結論づけることはできない。SO42−の湿性沈着量は増加傾向を示したが降水量の増加による影響が大であると考えられること,都市部のSO42−沈着量は横這い傾向であったことを考慮すると,1990年代において中国大陸における硫黄化合物発生量の増加が本州中央部のSO42−沈着量の増加をもたらした形跡はなかったものと考えられる。しかし,八方尾根においては降水量の増加によるものとは言えSO42−湿性沈着量の増加傾向が確認された。
〔備 考〕
共同研究者:鹿角孝男(長野県衛生公害研究所)


先頭へ

 


HOME

Copyright(C) National Institute for Environmental Studies.
All Rights Reserved. www@nies.go.jp