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研究成果物



 

(12) 山岳(八方尾根)を利用した降水による大気汚染物質の除去率(洗浄係数)の測定


〔区分名〕文科-科研費
〔研究課題コード〕9902CD107
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕

〔担当者〕村野健太郎(大気圏環境研究領域)
〔期 間〕平成11〜14年度(1999〜2001年度)
〔目 的〕標高1850mの八方尾根と標高800m付近の平地(白馬村)で降水,ガスおよびエアロゾルの観測を行うことにより,降水によるガス・エアロゾル等の大気汚染物質の洗浄係数を測定する。
〔内容および成果〕
 中部山岳地域の八方尾根(標高1850m)と麓の白馬村の(標高830m)の2カ所で降水とガス・エアロゾルを同時に採取し,ウオッシュアウトによる大気から降水への物質の取り込み過程を調査した。観測は2001年6月から7月にかけて行い,5回の降雨を採取した。しかし,降水中のSO42−濃度は約1000m落下する過程で平均0.28mg/L増加し,これらはウオッシュアウトによる取り込みであると考えられた。SO42−の取り込みに対するウオッシュアウトの寄与は平均33%であり,この値は向井らが中国山地で得た0.35とほぼ同じ値であった。SO42−の洗浄比は幾何平均値が415であり,向井らが九州で得た450とほぼ同じ値であった。
〔備 考〕
共同研究者:鹿角孝男(長野県衛生公害研究所)


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