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研究成果物



 

(12) 異なる光と水環境下で生育する植物の光合成誘導反応に及ぼす気孔・非気孔制限の評価


〔区分名〕文科-科研費
〔研究課題コード〕0003CD143
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応調査,研究名〕

〔担当者〕唐 艶鴻(生物圏環境研究領域)
〔期 間〕平成12〜15年度(2000〜2003年度)
〔目 的〕変動する光環境下における光合成の瞬時的反応の生態学的役割を評価するために,異なる環境要因が光合成の気孔と非気孔制限にどのような影響を及ぼすかを明らかにする必要がある。本研究の目的は正常な気孔反応を持つ植物と開いたままの気孔を持つ植物を使って,ガス交換の測定を行い,誘導反応に対する気孔・非気孔制限を評価し,誘導反応の律速過程に及ぼす光と水環境の影響を明らかにすることである。
〔内容および成果〕
 本年度では,異なる土壌水分とVPD(Vapor pressure deficit)の条件下で変動光に対する光合成を測定し,光合成誘導の気孔制限と光斑利用効率を検討した。光合成測定は,Saussurea superba, Saussurea katochaete, Gentiana straminea, Ligularia virgaureaとStipa spについて行った。被蔭されやすい匍匐性のS. superbaは,気孔抵抗が他の種より低かったが,光合成誘導反応への制限が少なかった。また,土壌水分と葉のVPDは変動光合成に対して明らかな影響が見えなかったが,定常光条件下での強光による光合成の低下は,高いVPD条件下で大きかったことが明らかになった。
〔備 考〕


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