(6) 微細藻類の多様性に及ぼす環境ストレスの影響
〔区分名〕経常
〔研究課題コード〕0105AE133
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕
〔担当者〕笠井文絵(生物圏環境研究領域)
〔期 間〕平成13〜17年度(2001〜2005年度)
〔目 的〕微細藻類は一次生産者として水界の食物網を支える重要な生物群であると同時に,有用物質の生産や有害物質の分解などにかかわる種を含む重要な潜在的遺伝子資源でもある。微細なため細胞数としては莫大な数に増加するが,増加は主として栄養増殖によるため,遺伝的変異は乏しい可能性がある。そこで,微細藻類の遺伝的変異と遺伝子交流の程度を調べ,微細藻類の多様性が,人間活動に伴う急激な環境変化にどの程度脆弱なのか,あるいは頑健なのかを明らかにする。
〔内容および成果〕
微細藻類の集団内変異を測定する方法を開発し,いくつかの地方集団について,開発された遺伝マーカーを用いた変異の解析を行う。また,これらの結果から,変異の供給源や環境ストレスの有無と変異の豊富さなどの関係を明らかにする。マイクロサテライトのプライマー配列を決定するためのスクリーニングを行い,確立したプライマーを用いて国内の地方集団の遺伝的変異の検出を行った。また,増殖に及ぼすカルシウムの影響や除草剤耐性など適応形質の変異の測定も行った。
〔備 考〕
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