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研究成果物



 

(4) 電磁界曝露によるヒト由来培養細胞の変化


〔区分名〕経常
〔研究課題コード〕0002AE061
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕

〔担当者〕黒河佳香(環境健康研究領域)・石堂正美
〔期 間〕平成12〜14年度(2000〜2002年度)
〔目 的〕超低周波電磁界の発がん性に関しては,曝露によるリスクの上昇を強く示唆する疫学研究の結果と,細胞や動物で発がん性の所見を観察できない実験研究の結果との乖離が大きな問題となっている。細胞を用いた曝露実験で再現性の高い陽性所見として,DB823株MCF-7の増殖への50ヘルツ磁界の影響(増殖へのメラトニンの抑制作用を磁界が阻害する)があげられるが,この所見がどのような分子生物学的機序で起こっているのか,他の細胞株や他の曝露条件でも見られる普遍的な現象であるか,を知ることが本研究の目的である。
〔内容および成果〕
 放射性物質での標識メラトニンなどを用いた実験により,DB823株MCF-7の細胞膜表面に1a型のメラトニン受容体の存在を確認した。また50ヘルツ磁界を照射することにより,この受容体を介すると思われる細胞内cAMP濃度の変化が抑制されることが判明した。この細胞内cAMP濃度をリアルタイムに観察するために,顕微鏡ステージ上でcAMP細胞用蛍光プローブを培養細胞に注入し,磁界を負荷させながら細胞内の蛍光を連続スキャン(1波長励起・2波長検出)するシステムを作成した。
〔備 考〕


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