3.4 化学物質のリスク評価と管理に関する研究
(1) 有機微量汚染物質の環境中動態の解析
〔区分名〕経常
〔研究課題コード〕0101AE180
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕
〔担当者〕
鈴木規之(内分泌かく乱化学物質及びダイオキシン類のリスク評価と管理プロジェクトグループ)・桜井健郎
〔期 間〕平成13年度(2001年度)
〔目 的〕環境に放出され,また人間や生物に摂取されている数多くの人為起源の化学物質の健康リスクに対処する上で,発生源から曝露に至る環境中での動態の情報は有用である。本研究では,環境中動態の把握が不十分であるような有機微量汚染物質について,環境中動態について新たな情報を得るための手法とその適用について,基礎的な検討を行うことを目的とする。
〔内容および成果〕
ダイオキシン類の環境測定データについて,値の分布を統計的に検討した。環境省による全国一斉調査のデータを用い,非生物媒体では,NDの少ない化合物については対数正規分布とみなせることを示した。
ダイオキシン類の人間への過去の時点での曝露量とそのばらつきを調べるために,国内の二地域について,1990年の保存陰膳試料を用いて,食事由来の一日当たり摂取量を求めた。摂取量は,保存トータルダイエット試料の分析に基づいてすでに報告されている時系列変動と矛盾しないものであった。また,家庭ごとの摂取量のばらつきがあることを明らかにした。
また,環境中に排出された有機化合物の由来や排出源を定量的に推定するための手法の検討を行った。
〔備 考〕
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