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研究成果物



 

(6) 降水・降下物・大気中の放射性核種の挙動に関する研究


〔区分名〕経常
〔研究課題コード〕0002AE116
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕

〔担当者〕土井妙子(水土壌圏環境研究領域)
〔期 間〕平成13〜15年度 (2001〜2003年度)
〔目 的〕地表土壌と大気中に存在する地殻起源の天然放射性核種であるPb-210,Pb-212と主に成層圏を起源とする宇宙線生成核種のBe-7と大気圏核実験由来のCs-137の降水,降下物,大気中濃度から,これらの核種の挙動を明らかにして表層大気中の放射性物質や環境汚染物質の輸送,拡散のメカニズムの解明を行う。
〔内容および成果〕
 つくばにおける大気中のBe-7とPb-210は両者の起源が異なるにもかかわらず春季と秋季に高濃度となる「二山型」の季節変化を示す。中国各地と韓国における大気中のPb-210濃度は,冬季につくばの10倍以上の高濃度となる「一山型」の季節変化を示す。これは中国大陸が冬季に極端に降水量が減少するためと考えられた。
 大気中のPb-212は地殻起源のRa-224からのRn-220の壊変生成物である。川崎市において大気中のPb-212濃度の一時的な増大が2000年8月末から9月はじめにかけて観測された。この濃度上昇は,三宅島火山の2000年の噴火によって大気中に放出されたPb-212によるものと推定された。
〔備 考〕


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