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研究成果物



 

(6) 臭素化ダイオキシン類の環境影響評価に関する研究


〔区分名〕経常
〔研究課題コード〕0105AE172
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕
V.1.3.2 ダイオキシン類の総合的対策の高度化に関する研究
〔担当者〕鈴木規之(内分泌かく乱化学物質及びダイオキシン類のリスク評価と管理プロジェクトグループ)・橋本俊次・森田昌敏・酒井伸一
〔期 間〕平成13〜17年度(2001〜2005年度)
〔目 的〕臭素化ダイオキシン類,臭素/塩素混合ダイオキシン類,および臭素系難燃剤に関して包括的な環境影響評価は行われておらず,検討する必要がある。本課題では,分析技術,発生過程,曝露評価,毒性評価とリスク評価の各課題について検討し,臭素化物の環境影響評価を行う。
〔内容および成果〕
 人脂肪組織中臭素化ジフェニルエーテル・臭素化ダイオキシン類の0.8pg/g fat感度の分析法を確立し,人脂肪中試料中に臭素化ダイオキシンが存在することを確認した。また,臭素化ジフェニルエーテルの検出と長期傾向を推定した。人脂肪に対する分析法は,脂肪試料1-3gより,硫酸処理−フロリジルカラムクリーンアップによる分析法であり,脂肪中の臭素化ダイオキシン類分析において最低限必要かつ現時点での技術的に可能な最大限の感度を確保した。底質に対する分析法は,10-30gの底質を抽出の後,硫酸処理−銅処理−フロリジルカラム−活性炭カラムを用いた多段クリーンアップによる方法であり,妨害物質の除去と感度の点で底質分析に適する手法とした。本分析法については,試料の抽出,妨害物質の除去方法,GC/MSによる最終分析における問題点など各段階での塩素化ダイオキシン類と異なる臭素化ダイオキシン類分析法の問題点の解決をほぼ終了した。東京湾底質コア試料中の臭素化ジフェニルエーテル・臭素化ダイオキシンの分析を実行中である。
〔備 考〕
研究代表者:酒井伸一
当課題は重点研究分野W.2.3にも関連。


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