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研究成果物



 

(3) 廃棄物埋立処分に起因する有害物質による環境影響評価に関する研究


〔区分名〕地環研
〔研究課題コード〕0101AH310
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕

〔担当者〕白石寛明(内分泌かく乱物質及びダイオキシン類のリスク評価と管理プロジェクトグループ)・白石不二雄
〔期 間〕平成13年度(2001年度)
〔目 的〕埋立処分場からの浸出・漏出水による生態系やヒトへの影響が危惧され,現在,処分場の実態調査が実施されている。本研究では,埋立処分場排水の内分泌かく乱作用や遺伝毒性と化学物質の関係を,処分場の埋立物,排水処理などの観点から解析し,環境への影響についての知見を得ることを目的としている。
〔内容および成果〕
 処分場の浸出水から検出例が多い環境ホルモンのビスフェノールAやアルキルフェノール類の挙動を機器分析により,合わせて全体のエストロゲン活性を酵母エストロゲンアッセイ法で測定した。また,排水の急性毒性を発光細菌毒性試験法により,遺伝毒性を発光細菌遺伝毒性試験法(MBG test)により測定した。三年間にわたる継続調査の結果,処分場排水は活性汚泥等の排水処理により化学成分や遺伝毒性,エストロゲン活性に減少が認められた。しかしながら,強い遺伝毒性を示す浸出水も多く,エストラジオール関連物質が比較的高濃度に存在している下水流入水より高いエストロゲン活性を示す処分場浸出水もあり,GC/MSなどによる化学分析では説明できない処分場が多く存在した。
〔備 考〕
共同研究機関:長野県衛生公害研究所
共同研究者:笹井春男・細井要一・小口文子(環境化学部)


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