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研究成果物



 

(17) 淡水無脊椎動物の繁殖に及ぼす化学物質の影響


〔区分名〕経常
〔研究課題コード〕0105AE176
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕

〔担当者〕多田 満(内分泌かく乱化学物質及びダイオキシン類のリスク評価と管理プロジェクトグループ)
〔期 間〕平成13〜17年度(2001〜2005年度)
〔目 的〕淡水無脊椎動物の繁殖に対する内分泌かく乱化学物質等化学物質の影響を把握するために,水温や密度条件などの生態的要因を変えることでいかなる影響を及ぼすかを検討する。そのために本研究ではチカイエカ等の実験個体群を用いた研究を行い,淡水無脊椎動物の繁殖に対する内分泌かく乱化学物質等化学物質の影響解明に資することを目標とする。
〔内容および成果〕
 実験室においてチカイエカ卵塊から幼虫,蛹,成虫までの飼育法の検討を行い,継代での飼育が可能となった。1世代にかかる日数はおよそ20日間であった。卵塊の孵化率は87.6%,幼虫の死亡率は8.5%,羽化率は0.97,性比(F/M)は1.1,産卵塊数は11であった。本種の実験個体群の繁殖に対する内分泌かく乱化学物質の影響を把握するために,水温や密度条件などの生態的要因を変えることでいかなる影響を及ぼすかを検討した。まず,恒温器を用いて水温(15,23,30,33℃)を変えて卵塊から幼虫,蛹,成虫までの試験法の検討を行ったところ,15℃では卵の孵化から成虫の羽化まで1ヵ月以上の期間を要した。また30℃では産卵数が減少し,33℃では幼虫の死亡率が高まり羽化個体が見られなかった。
〔備 考〕
共同研究者:掛川洋次・渡邉 泉(東京農工大学)


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