(16) 重金属及びフタル酸エステル類の内分泌攪乱影響の解明とバイオマーカーの開発
〔区分名〕経常
〔研究課題コード〕0105AE177
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕
〔担当者〕曽根秀子(内分泌かく乱化学物質及びダイオキシン類のリスク評価と管理プロジェクトグループ)
〔期 間〕平成13〜17年度(2001〜2005年度)
〔目 的〕本研究では,重金属及びフタル酸エステル類の内分泌攪乱影響を解明し,健康影響の分子指標の探索の一助とすることを目的とする。そのために本研究では,ヒト培養細胞,遺伝子改変動物や疾患モデル動物等を用いて重金属及びフタル酸エステル類の内分泌攪乱影響を解明し,影響解明の中からメカニズムに開発したバイオマーカーを探索,開発することを目標とする。
〔内容および成果〕
全体計画は次のようである:低用量フタル酸エステル曝露によるマウス雌生殖器への内分泌攪乱影響の解明及びバイオマーカーの検索と開発(平成13〜14年度);疾患モデル動物を用いた銅及び砒素の内分泌攪乱影響の解明及び影響バイオマーカーの検索と開発(平成14〜16年度);各種バイオマーカーの適用可能性の検討及び総合リスク評価に利用可能なバイオマーカーの選択(平成16〜17年度);このうち,本年度までの成果の概要は,次のようである:低用量のDEHPを雌マウスに曝露し,卵巣中のエストロゲン受容体やテストステロンからエストロゲン変換酵素アロマターゼの発現量を調べた。その結果,DEHPの単回投与の高用量では,アロマターゼ発現の阻害影響が認められた。
〔備 考〕
研究代表者:曽根秀子
共同研究機関:信州大学・筑波大学・北京大学
共同研究者:那須民恵・川野道宏・平林亜希(筑波大学)・Jia
Guang(北京大学)
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