(8) 気候変動と自然環境との相互作用に関する研究
〔区分名〕経常
〔研究課題コード〕0105AE155
〔重点特別研究プロジェクト名,政策対応型調査・研究名〕
V.1.1.1 炭素循環と吸収源変動要因の解明
〔担当者〕向井人史(地球温暖化の影響評価と対策効果プロジェクトグループ)
〔期 間〕平成13〜17年度(2001〜2005年度)
〔目 的〕地球の気候は生物の出現によって長い年月の間に作り変えられてきた歴史を持っている。生物の存在する地球の大気は物質循環を通して組成を変化させながらそれを気候に反映させてきた。また一方では,気候が生物圏へ関与し,生物圏自身も変化させられてきた。これらの相互作用のなかで比較的安定した地球環境というものが維持されているという仮説がある。地球の気候は温室効果ガスの濃度や太陽光の反射量に大きく左右される。生物の活動は気候を大きく変化させないように,大気を調節しているのではないかといういわゆるガイア仮説の例としてジメチルサルファイドなどの生物が作り出す物質がある。ここでは,ジメチルサルファイドの反応生成物の濃度を長期的に調査することによって,気候と海洋植物プランクトンとの相互作用がどのように存在するか検討する。
〔内容および成果〕
島根県隠岐島において1983年以来大気粉塵の採取を続けているが,2001年度も西郷町にある島根県合同庁舎屋上および五箇村にある国設隠岐酸性雨測定局において採取を実行し19年間の大気粉塵試料の時系列を作った。サンプルは重さを量った後3分割し,−20度Cの試料保存庫に設置したステンレス製の特別な保存容器に保存した。
〔備 考〕
共同研究機関:島根県保健環境科学研究所・西郷保健所
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