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研究成果物



 

1.8 成層圏オゾン層変動のモニタリングと機構解明プロジェクトグループ


 本プロジェクトでは,高緯度域を対象にした人工衛星搭載センサー(衛星観測),及び中緯度域に設置した地上遠隔計測機器等によるオゾン層の観測を行い,オゾン層変動の監視やオゾン層変動機構の解明に資するデータを国内外に提供する。さらに,データ解析,モデリング等によりオゾン層変動機構に係る科学的知見の蓄積を図り,将来のオゾン層変動の予測,検証に貢献することを目的としている。このため,衛星観測研究チーム,地上リモートセンシング研究チーム,オゾン層モデリング研究チームの3チーム体制で,以下に示す研究に当たっている。
(1)衛星搭載センサーによるオゾン層変動の観測
 平成14年11月以降に打ち上げ予定の,環境省が開発した人工衛星搭載オゾン層観測センサー「改良型大気周縁赤外分光計U型(ILAS-U)」で取得される観測データを処理し,オゾン層研究,オゾン層監視等,科学的利用のためのデータプロダクトとして,国内外に向けて提供する。さらに,平成18年度頃の打ち上げ予定の,ILAS-U後継センサーである「傾斜軌道衛星搭載太陽掩蔽法フーリエ変換分光計(SOFIS)」のデータ処理,運用に係る地上システムを開発し,SOFISの運用開始に備える。
(2)地上リモートセンシングによるオゾン層変動の監視
 つくば(国立環境研究所)及び陸別(陸別成層圏総合観測室)における地上からのオゾン層モニタリングを継続実施し,国際的ネットワークであるNDSCデータベースにデータを提供するとともに,国内外に向けてデータの提供を行う。
(3)オゾン層変動の解析とモデリング
 極域オゾン層変動に係る物理・化学的に重要な要素プロセスについて,その機構及びオゾン変動に対する寄与の解明を行う。また,オゾン層保護対策の根拠となったオゾン層変動予測,及び最新のオゾン層変動予測の検証を行い,オゾン層保護対策の有効性評価に係る知見を提供する。


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