〔期 間〕
平成9〜13年度(1997〜2001年度)
〔目 的〕
原生動物,輪形動物門輪虫類,線形動物門線虫類,環形動物門貧毛類は水質あるいは土壌の浄化,栄養塩類の循環に重要な働きをする。これら微小動物の主に淡水・汽水・土壌に生息する自由生活性種の分類・形態・生理・生態学的特性等の情報の収集と整理,画像(光学顕微鏡写真等)による形態情報と分類学的および生態学的文字情報を有機的にリンクさせたデータベースの構築を行う。それと同時に,これらの微小動物の生物系研究資材化を目指し系統保存を行っている培養株の種名の同定および効率的な保存および分譲システムを確立することを目的として研究を推進する。
〔内 容〕
A.データベースの構築:国立環境研究所のホームページ(URL;http://www.nies.go.jp/chiiki1/
protoz)の内容を前年度より大幅に更新した。1)公開した微小動物の属リストの一覧を作成し,トップページの次の階層におき,情報の入手は情報提供者を意識させるよう意図的に階層構造を作成した。2)原生動物肉質鞭毛虫類(有殻アメーバ類を除く),原生動物有殻アメーバ類,線虫類の形態・同定情報の項目を新たに公開した。3)文献の整理と要旨の公開(今年度追加分;1,039文献)を行い,それに付随して原生動物繊毛虫類と輪形動物門輪虫類の形態情報の追加を行った。
9月と3月(3月末更新予定)に更新を行い,平成11年度末に公開できた属数および文献数は以下に示すとおりである。
原生動物肉質鞭毛虫類 199属
原生動物有殻アメーバ類 112属
原生動物繊毛虫類 422属
輪虫類 150属
線虫類 237属
文献情報 3,300件
画像(写真) 205件
B.生物系研究資材化:付着性輪虫類の付着基質への定着能の検討を行い,付着担体の種類や流速等の因子について明らかにした。
〔発 表〕B-14,b-16
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