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3.研究情報の整備と提供1 環境文献データファイルの整備と提供 環境研究や環境行政に関する文献情報の収集とそのデータベース化を推進するとともに,CD−ROM及びCCOD(カレントコンテンツのフロッピーディスク版)の導入を行うなど,国内外のデータベースのオンライン検索による効果的な活用体制の充実を図っている。 (1)内部システム (1)NIES−BOOK 収集した単行本の所蔵目録データベースとして,昭和58年度から入力を開始したもので,書名,著者名,出版年,出版社,配架先等を入力している。このファイルの利用によって,各研究部等に分散所蔵された単行本の集中管理と有効利用が進められる。 (2)NIES−SC 収集した逐次刊行物の所蔵目録データベースとして作成しているもので,入手形態,配架場所,所蔵巻号,所蔵年等のデータを入力している。このファイルの利用によって,雑誌管理の省力化とともに,逐次刊行物リストの発行,雑誌架の見出し作成等を容易にするなど,図書室サービスを強化する手段になっている。 (3)NIES−REPORT これまで刊行された国立環境研究所研究報告(Rシリーズ)及び国立環境研究所業務報告(Fシリーズ)等に掲載された内容について,シリーズごとに論文タイトル別の表題,著者,ページ,刊行年等を記録しているデータベースである。 (4)NIES−PAPERS 本研究所職員の誌上(所外の印刷物)発表論文等及び口頭発表(講演等)に関し,発表者,題目,掲載誌(学会等名称),巻号・ページ(開催年)及び刊行年(発表年月)について,年度ごとにとりまとめ,データベースとしているものである。 (2)CD−ROMシステム (1)NTIS NTIS(National Technical Information Service−米国国立技術情報サービス)作成の米国政府関連技術報告書を収録しているデータベースである。また,原典については,EPA及び環境科学関連の技術報告書をマイクロフィッシュで収集しているので,即時に利用できる体制になっている。 (2)EI ENERGY AND ENVIRONMENT 環境及びエネルギーに関する文献データベースで,主に,環境工学,石油・石炭技術,水源生態系,大気汚染,水質汚染,酸性雨関連の文献を検索することが可能である。 (3)ENVIRONMENT LIBRARY OCLC Online Union Catalog(OLUC)から環境関係の刊行物を抽出したデータベースである。 なお,平成10年度は,41件のCD−ROMの利用があった。 (3)FDシステム (1)CCOD 米国ISI社(Institute for Scientific Information, Inc.)作成の目次速報誌であるカレントコンテンツのFD版であり,科学技術分野の主要な雑誌の目次情報を検索することができる。 なお,平成10年度は,381件の利用があった。 (4)ERL Internet Service (1)MEDLINE 米国国立医学図書館(NLM:National Library of Medicine)作成の医学文献データベースで,平成9年度からは,所内LAN接続のパーソナルコンピュータから(株)紀伊國屋書店設置のCD−ROMサーバに接続して,必要な文献を検索することが可能となった。 なお,平成10年度は,3,203件(接続時間延べ58,674分)の利用があった。 (5)データベースのオンライン検索 (1)JOIS 科学技術振興事業団科学技術情報事業本部(JICST)のオンライン文献検索システム(漢字データベースであるJICST系ファイルを含む)である。また,オンライン発注による原報複写サービスが利用できる利点がある。なお,JICSTファイルには,国内の環境公害関連の研究報告を含めて科学技術文献が毎年数万件入力されている。 (2)DIALOG The DIALOG Corporationの検索システムであり,利用できるファイル数が多い(約450種のデータベース,蓄積情報量は世界最大)のが特色である。また,科学技術情報だけでなく社会情報の検索にも有用である。 (3)STN−International 米国化学会のChemical Abstracts Service(CAS)とドイツFIZ Karlsruhe及び科学技術振興事業団が共同で提供する国際的オンラインネットワークデータベースサービスであり,科学技術関係の多数の有用なファイルを含んでいる。 (4)G−Search (株)ジー・サーチのオンライン検索システムであり,一般紙及び専門紙の新聞情報,産業技術情報の検索に利用している。 (5)NIFTY−Serve 平成8年度より,人物・人材情報,企業動向情報,図書内容情報等の検索についてはNIFTY−Serveに接続して利用している。 なお,平成10年度は,581件の検索申込を受け付けた。 また,所外文献の原典コピー入手については,国立大学附属図書館,JICST,国立国会図書館を利用しており,さらに,国外所蔵文献に関しては,米国のCAS(Chemical Abstracts Service)社の原報複写サービスを利用することにより,原報提供体制の強化を図っている。特に,JICSTへの複写依頼については,ファクシミリによる原報の即日提供も可能である。平成10年度の,外部機関への複写申込件数は,2,368件であった。 2 図書関係業務 図書関係業務については,環境情報の収集,整理及び提供に関連する業務の一部として図書館業務を行っている。平成10年度末における単行本蔵書数は39,310冊であり,購読学術雑誌は,国内外合わせて743誌にのぼる。図書等の管理及び研究情報の提供については,情報の電子化を進めるとともに,所内の利用者がオンライン検索できるよう整備している。平成10年度は新たに,学術情報の迅速な提供を図るため,所蔵雑誌について,新着案内や最新情報へのリンク機能を備えたデータベースを作成し,イントラネットによる提供を開始した。 図書関係の設備については,雑誌閲覧室は棚数2,664棚,雑誌展示書架840誌分,204m2,単行本閲覧室は棚数708棚,雑誌展示書架280誌分,194m2,索引・抄録誌閲覧室は棚数480棚,80m2,報告書閲覧室は,棚数918棚,74m2であり,その他情報検索室(50m2),地図・マイクロ資料閲覧室(101m2),及び複写室(17m2)となっている。 なお,平成10年度の延べ入館者数は31,749人であった。 3 編集・刊行業務 当研究所の各部,各グループ,各センターの活動状況及び研究成果等については,刊行物として関係各方面に広く提供している。 平成10年度においては,年報,NIES Annual Report 1998,特別研究報告(3件),業務報告(2件), 研究報告(9件),地球環境研究センター報告(9件),国立環境研究所ニュース(6回/年)を刊行した(7.1研究所出版物参照)。 なお,これらの刊行物は,その種類によって,国立国会図書館,国内外の環境関係試験研究機関,各省庁及び地方公共団体環境担当部局等に寄贈交換誌として配布した。 |
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