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科学技術振興調整費による研究
3.知的基盤整備推進制度
(1)生物系研究資材のデータベース開発に関する総合的研究
(1)原生動物及び微小後生動物データベース構築に関する研究
〔担当者〕
〔期 間〕
平成9〜13年度(1997〜2001年度)
〔目 的〕
原生動物,輪形動物門輪虫類,線形動物門線虫類,環形動物門貧毛類などの環境浄化に重要な働きをする主に淡水の自由生活性の微小動物を中心とした生物系研究資材の分類・形態・生理・生態学的特性等の情報の収集と整理,画像による形態情報と分類学的および生態学的情報を有機的にリンクさせたデータベースの構築と同時に,系統保存を行っている培養株の効率的な保存および分譲システムを確立するための基礎的な生理・生態学的知見の蓄積を行うことを目的として研究を推進していくこととする。
〔内 容〕
1)本年度は本研究所のホームページ(URL http://www.nies.go.jp/chiiki1/protoz/)より自由生活性種の輪虫類の属説明と種名および異名の一覧,一部分の種については形態のテキスト情報および光学顕微鏡写真の画像情報を提供できた。また,微小動物に関する約2,000件の文献をRef.IDで整理し,要旨までの情報を提供した。
2)走査型電子顕微鏡写真のための前処理法の検討を行い,電子顕微鏡の試料台に直接はめ込むことができ,かつフィルターと少量の試料を載せ下部から注射器でろ過作業ができる特殊な架台の試作品を用い,ろ過した試料をそのまま液体窒素内で凍結させ,そのまま低真空条件の電顕試料室に入れ乾燥させ観察する方法をおおむね確立できた。
3)排水の生物処理過程に出現する輪虫類のうち,特に出現頻度の高い輪虫類であるPhilodina
erythrophthalma, Rotaria rotatoriaおよびLecane
lunaについて,室内培養実験により水温・食物源としての細菌の種類および濃度・撹拌強度等の環境因子が増殖に及ぼす影響を明らかにした。
〔発 表〕B−26, b−52〜55, 93, 94
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