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環境基本計画推進調整費による研究


1.人口動態統計等を活用したダイオキシン類の健康影響,特に死亡に及ぼす影響評価のための緊急調査


〔担当者〕

環境健康部 小野雅司

〔期 間〕
平成10年度(1998年度)

〔目 的〕
人口動態統計調査死亡票を活用し,高濃度ダイオキシン発生が疑われるゴミ焼却場を有する地域においてがん等による死亡率の上昇が見られるか否かについて検討することにより,ダイオキシン汚染による健康影響に係る疫学的知見を収集し,環境庁で検討が開始された「ダイオキシンに係るリスク評価」に資するとともに,疫学的知見を含めた総合的なダイオキシン対策の推進に資する。具体的には,(1)人口動態統計調査に基づく,市区町村別・死因別死亡率分布図の作成 (2)関東地区市区町村別,ゴミ焼却施設よりのダイオキシン類の排出量の算出 (3)ゴミ焼却場からの距離別・死因別死亡率分布図の作成を行う。

〔内 容〕
(1)人口動態統計調査に基づく,市区町村別・死因別死亡率分布図の作成
 人口動態統計調査死亡票(磁気テープ)に基づいて,過去20年間の主要死因について標準化死亡比(SMR)を算出した。
(2)市区町村別,ゴミ焼却施設よりのダイオキシン類の排出量の推定
 平成8〜9年度に厚生省が全国で実施した「ゴミ焼却施設排ガス中ダイオキシン類濃度調査」結果に基づいて,関東地区の全市町村についてダイオキシン類排出量(個別焼却炉ごとの年間処理能力×排出煙中ダイオキシン類濃度/面積)を推定した。人口の集中する都市部においては,ゴミ処理量が膨大になることから,ダイオキシン類の総排出量が多くなることが推定された。
(3)ゴミ焼却場からの距離別・死因別死亡率分布図の作成
 前記厚生省調査で比較的高濃度のダイオキシン発生が報告されたゴミ焼却場を選び,(1)数値シミュレーションにより,排出源(ゴミ焼却場煙突)からのダイオキシン類の拡散を推定するとともに (2)当該地域を管轄する保健所において過去数年間の人口動態統計調査死亡票を閲覧し,より詳細な情報を入手し,得られたデータをもとに,ゴミ焼却場からの距離別に死因別死亡率分布図を作成した。

 


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