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2000年6月6日

国立環境研究所公開シンポジウム2000 21世紀への環境研究のプロローグ

国立環境研究所研究報告 R-154-2000

表紙
R-154-2000 [1.1MB]

 西暦2000年の本年は,20世紀を振り返り,来るべき21世紀の環境問題,あるいは環境研究を考えるにふさわしい年といえよう。国立環境研究所では,環境月間記念行事として,6月6日(火)東京国際フォーラム(東京・丸の内)において,「21世紀への環境研究のプロローグ」というテーマで,一般市民を対象に当研究所の研究成果を中心とした公開シンポジウムを行った。より多くの人に当研究所の活動を知ってもらい,また,環境研究について考えていただく契機となるよう,こうした形で公開シンポジウムを行うようになって今年で3回目となる。幸い,年々参加者が大幅に増してきており,今回は1200名を超える方に来ていただけた。

 シンポジウムの内容としては,まず第1セッションとして,「都市での快適な暮らしがもたらしたもの・・・大気汚染」をテーマに,3名の口頭発表が行われた。また,今回は,特別講演として,「奪われし未来」の共著者として有名なダイアン・ダマノスキーさんを招いて,「環境ホルモンが提起する重大な問題に,私たちは立ち向かう準備ができているか?」と題した講演をしていただいた。引き続き,第2セッションとして,「環境ホルモンとダイオキシン」をテーマに,3名の口頭発表が行われた。さらに21の幅広いテーマで,当研究所の取組みを紹介するポスターセッションが行われた。

 本報告書は,そのシンポジウムの要旨集という位置づけであり,当日の発表内容などを概観できるものである。また,巻末には,当研究所の研究スタッフの氏名が主な研究課題や連絡先とともに掲載されており,環境研究に携わる研究者情報としても参考になろう。

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