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COP11及びCOP/MOP1における活動報告

 2005年11月28日から12月9日、カナダ・モントリオールにて国連気候変動枠組条約第11回会議(COP11)及び京都議定書第1回締約国会議(COP/MOP1)が開催されました。国立環境研究所(NIES)は、12月3日に「Global Challenges toward Low-Carbon Economy」と題したサイドイベントを実施するとともに、常時ブースを設置し、NIESの研究成果を世界中から集まった会議参加者にアピールしました。

 サイドイベントでは、日本、米国、欧州3カ国、中国、インドの研究者が、2050年に向け各国がどのように低炭素経済・社会を築き上げていくかということについて発表し、意見交換を行いました。イベントは立ち見が出るほどの盛況振りで、傍聴者からもするどい質問、コメントが出されるなど、熱い雰囲気の中実施されました。

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 ブースでは、NIESの気候変動問題に関する最新の研究成果をまとめたポスターを展示し、ブース訪問者には研究内容を収めたパンフレット、CD-ROM、NIESロゴ入りのエコバックを配布しました。ブース訪問者の中には、展示されている研究内容やNIESの活動に強く興味を示されてくださる方も多数おり、西岡理事をはじめ担当の研究者らが注意深く説明しました。

 地球環境研究センター(CGER)は、地球環境モニタリングプロジェクト、温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)研究チーム、グローバルカーボンプロジェクト(GCP)つくば国際オフィス、温室効果ガスインベントリオフィス(GIO)の研究成果をブースに展示するとともに、サイドイベントの実施をサポートしました。

 NIESの幅広い研究成果を世界に向け発信でき、また今後の研究の糧となるような貴重な情報を交換、収集することができ、実りの多い2週間を終えることができました。

(GIO梅宮記)

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