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環境研究基盤技術ラボラトリー

研究概要(パンフレットから)

  環境研究の効率的な実施や研究ネットワークの形成のために、環境研究における「参照研究室」の役割を果たすことを目指しています。

  国民に対して安全・安心な環境を提供するために不可欠な「環境計測の品質管理」に役立つ「環境標準試料」や汚染の影響評価に必要な微細藻類やミジンコ、テナガエビなどの提供をしています。

  また、今の環境を将来世代に引き継ぐ「環境試料タイムカプセル」活動も行っています。

環境標準試料

水や大気、土壌や底質、生き物など環境中にあるものは種々多様です。これらの複雑なものの中に含まれる汚染物質を正確に計ることは、環境問題を解決する上で不可欠ですが、容易ではありません。「本当に正しい値」は神のみぞ知るですが、できるだけ正しい値を求める努力は必要です。「環境標準試料」は、様々な媒質を選び、その中に含まれる汚染物質の量を、多くの専門家が正しい測定法と認める複数の手法で測定して「尤もらしい」値を定めたものです。これらの「環境標準試料」との比較測定により、実際の環境試料中の汚染物質の量を「尤もらしく」決めることができます。
 http://www.nies.go.jp/kenkyu/yusyo/index.html

図:他分野の研究活動に貢献

環境試料タイムカプセル

この環境汚染物質はどのくらい昔から環境中にあったの?昔の環境を反映している試料があれば、例えば、南極やグリーンランドの氷河に閉じこめられている気泡が、過去の二酸化炭素濃度を教えてくれるように、昔の試料を計ってみればわかるのではないでしょうか。私たちは、昔に遡って試料を探していますが容易ではありません。でも、将来の世代のために試料をとっておけるなら、懐かしいタイムカプセルのように。「環境試料タイムカプセル」は、極低温で試料を保存することで、これを実現しようとしています。
 http://www.nies.go.jp/timecaps1/

写真:アカエイの解剖/チタン製ミルによる粗粉砕/ジルコニア製ミルによる微粉砕/保存試料

生殖巣キメラによる絶滅危惧鳥類の個体増殖

すみかが破壊されたり、よそからマングースなどの捕食動物が入ったり、または農薬などの環境汚染物質の影響を受けたりして絶滅の危機にある鳥は多くいます。今すぐ環境の改善をしなくてはなりませんが、それでも間に合わない可能性も・・・

環境の改善を待って鳥を再び野に放せるように、細胞などを超低温で保存するとともに、保存細胞から個体を復元する研究を行っています。
 http://www.nies.go.jp/kanko/news/23/23-6/23-6-04.html

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