化学環境研究領域
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http://www.nies.go.jp/chem/index.html
研究概要(パンフレットから)
ダイオキシン類などの残留性有機汚染物質(POPs)など様々な有害化学物質や重金属類の分析手法の開発、これらの環境モニタリングの進め方や分析精度管理に関する研究、環境動態の解明や有害性評価に関する研究が進められています。また生体内、生態系、環境中における元素や同位体、物質の循環に関する研究、化学分析に基づく気候変動、環境変化の解明に関する研究も進められています。
有機汚染物質分析の新たな展開
ダイオキシン類をはじめとする様々な有機ハロゲン化合物、水酸化PCBなどの代謝物、多環芳香族炭化水素類など、人間活動に伴い環境放出の懸念される化学物質は膨大な数にのぼります。これらに対する監視体制の抜本的な強化を目的として、化学環境研究領域では2006 年度から特別研究として新たな分析手法の開発に取り組んでいます。
焼却場の灰のダイオキシン分析結果
新たな装置開発により、前処理を省略しても(最上段)前処理をした場合(最下段)と同様にダイオキシン類のピークが検出できた。
同位体を用いた発生源探索研究の展開
重金属類の中には鉛のように多くの安定同位体を含み、その比率が汚染源によって微妙に異なるものもあります。また、宇宙線起源の放射性炭素の割合を調べることで、その化学物質がバイオマスに由来するものか、それとも石油石炭などの化石燃料起源なのかを明らかにできます。こうした同位体比の測定による新たな環境研究の展開を目指して、2006年度から同位体計測技術に関する特別研究が開始されています。
http://www.nies.go.jp/chem/terra/index-j.html
高度な環境監視技術・生物影響監視技術の開発と応用
遠隔地や外洋におけるハロゲン化メチル等揮発性有機物VOC、残留性有機汚染物質POPs 等の高頻度観測、高感度組成分析による環境ナノ粒子のキャラクタリゼーション、新たな電子源開発による大気粉塵中の元素の自動連続測定装置の開発、MRIを用いたヒト脳神経系への化学物質の影響解析、実験動物の行動監視による化学物質の脳神経影響の総合的把握、さらにはナノテクノロジーを利用した微生物への化学物質暴露の影響解析方法の開発も進められています。
http://www.nies.go.jp/nanotech/index.html