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Q1 災害で発生したごみを素早く処理するために、どういったことに気をつける必要があるのですか?
地震などの災害が起きると、発生した大量のごみを一時的に保管するために仮のごみ置き場を設置する必要があります。この時、燃えやすいごみを高く積み上げると発火する危険があるので、ごみの山を大きくしすぎないなどの工夫が必要です。また、建物の壁や屋根には有害なアスベストが含まれていることがあるため、災害で地面に落下した壁や屋根の一部(ガレキ)を車が踏んで飛散することのないように注意する必要があります。いざ災害が起きてもごみ置き場の設置対応が素早くできるように、こうしたごみの一時保管に関する情報を自治体のみなさんと共有するように努めています。