「ナノテクノロジーの社会受容促進に関する調査研究」第4回ワークショップ
−ナノマテリアルの環境影響に関する調査研究−
の開催について

 ナノ材料はナノレベルで物理・化学的性状を制御することにより新しい機能を創出し、新材料の創製やナノ加工・計測・評価といったナノ構造技術やナノシステムを革新的に進展させる技術であります。 新しい特性はヒトを含めた生物に新たな影響を及ぼす可能性があり影響評価や機構の解明が必要となります。
 同時に、曝露評価はリスクを考えるうえで必須でありますが、報告が極めて少ないのが現状であり早急に行う必要があります。 影響評価と曝露評価を行ったうえでリスクを評価し、適切な防除方法などの対策や管理、リスク不安を解消する手法の検討などを行っていくことが必要となります。
 このような背景のもとに、本ワークショップでは端緒についたばかりでありますが、影響評価、曝露評価、対策に関連した研究についてお話し頂きます。

日 時
平成18年1月19日(木) 13時30分〜16時30分
場 所
経済産業省別館(825号室)(東京都千代田区霞が関1−3−1)
  霞ヶ関周辺案内図
共 催 (独)国立環境研究所、(独)産業技術総合研究所、大気環境学会健康影響分科会
参加費
無 料
言 語
日本語
定 員
80名

■プログラム
1月19日(木) 13:00〜 受 付
13:30〜13:45 はじめに
「ナノ粒子のリスク評価研究の課題」
小林 隆弘
国立環境研究所
13:45〜14:15 「ナノ粒子の環境中での挙動」 嵐谷奎一
産業医科大学
14:15〜14:45 「ナノ粒子の体内動態について」 古山昭子
国立環境研究所
14:45〜15:15 「ナノカーボン粒子の気管内投与が肺・リンパ節に及ぼす影響」 Tin-Tin-Win-Shwe
国立環境研究所
15:15〜15:30 コーヒーブレイク
15:30〜16:00 「カーボンナノファイバ^―の気管内投与による影響」 田中昭代
九州大学大学院
16:00〜16:30 「ナノ粒子のエアフィルタによる除去技術について」 明星敏彦
産業医学総合研究所
16:30 閉 会

■参加申し込み
会場の都合上、参加ご希望の方は事前にお申し込み下さい。
参加ご希望の方は、申込書に必要事項をご記入の上、E−メールにて
E-mail: takano.shiho@nies.go.jp までご登録下さい。
 申込書
*個人情報の取扱いについて
 ・本申込書は、個人を特定する形での処理は致しません。
 ・この申し込みで入手した個人情報については、一定期間を経過した時点で適切に廃棄いたします。
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■問い合わせ先
独立行政法人国立環境研究所 環境健康研究領域 高野志保
 E-mail:takano.shiho

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