２００５国際環境ナノ粒子シンポジウムの開催について
独立行政法人国立環境研究所は、環境ナノ粒子に関するシンポジウムを、平成１７年６月１７日に国立環境研究所（つくば）において、社団法人日本自動車工業会の協力により開催致します。
ナノ粒子は、直径が数十ナノメーターあるいはそれ以下の非常に小さい粒子状物質で、自動車排気ガス中にも含まれ、粒径の大きいものとは異なった健康影響が懸念されています。日米欧を中心に、ナノ粒子の計測、動態、生体影響等に関する科学面からの検討が始まっています。
国立環境研究所は環境ナノ粒子の生体影響研究のための実験施設を建設中でありましたが、このたび完成の運びとなり、竣工記念の一環として本シンポジウムを企画致しました。本シンポジウムでは、ナノ粒子の生体影響および環境動態について専門家の方々に話題提供いただきます。 また、今回竣工されますナノ粒子健康影響実験棟の見学もシンポジウムの前後で企画しております。
シンポジウムご出席を希望される方、ナノ粒子実験施設の見学を希望される方は、事前に事務局まで平成１７年６月６日（月）までに電子メールにてお知らせ下さい（参加費無料）。
日 時
平成１７年６月１７日（金）１４：００−１７：３０
場 所
独立行政法人国立環境研究所 大山記念ホール
（茨城県つくば市小野川１６−２）
参加費
無 料
言 語
日本語・英語（同時通訳無し）
定 員
１７０名程度
■プログラム
13:00〜
受 付（大山記念ホールロビー）
14:00
開会挨拶
大塚 柳太郎
国立環境研究所理事長
14:15-14:55
招待講演 １
The Role of Oxidative Stress and Mitochondrial Damage in Mediating the Effects of DEP and Ultrafine Particles
Andre Nel,
University of California, Los Angeles
14:55-15:35
招待講演 ２
Nanoparticles in the Atmosphere
Jost Heintzenberg,
Leibniz-Institute for Tropospheric Research
15:35-15:50
休 憩
15:50-16:30
沿道を模擬した排出ガス中のナノ粒子測定法研究
岡山 紳一郎
日本自動車工業会（日産自動車）
16:30-17:10
ディーゼル排気ナノ粒子の健康影響プロジェクトの概要
小林 隆弘
国立環境研究所環境健康研究領域
17:10
閉会挨拶
森田 昌敏
国立環境研究所客員研究官
※ シンポジウムの前後に、ナノ粒子健康影響実験棟見学会を予定しています（12:30-13:45 および 17:30-18:15）。
■参加申し込み
所定の参加申し込み定員に達しておりますが、引き続き申し込みを受付けております。
参加ご希望の方は、
申込書
に必要事項をご記入の上、６月１６日（木）１７時までに、電子メール（
nanopm@nies.go.jp
） にてお申し込み下さい。
申込書
＊個人情報については、今回のシンポジウム運用のための用途に限ります。
国立環境研究所のプライバシーポリシー
■問い合わせ先
国立環境研究所 「２００５国際環境ナノ粒子シンポジウム」事務局
小林隆弘 TEL：029-850-2353 FAX：029-850-2353
小池英子 TEL：029-850-2439 FAX：029-850-2439
E-mail：
nanopm@nies.go.jp
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