アジアの持続可能な発展を目指した環境保全に関するシンポジウム
−アジア各国と協働で行なう環境保全技術の研究およびその推進方策−

日 時
2004年12月22日(水)13:00-17:00(12:30開場)
場 所
国際連合大学5階 エリザベス・ローズ国際会議場
(東京都渋谷区神宮前5−53−70)
主 催
国際連合大学、(独)科学技術振興機構、(独)国立環境研究所
参加費
無料

■共催シンポジウム開催趣旨

 アジアが経済的に発展していくためには、地域的な環境問題および地球規模の環境問題を克服してゆくことが不可欠です。
 UNUはASEAN事務局との間で、持続可能な開発の分野で協力関係を強化する覚書を取り交わし(平成16年8月24日)、生物多様性保護のための保護区域の管理の充実といった活動や共同プロジェクトの実施など、持続可能な開発の問題への取り組みを図っております、
 JST研究開発戦略センターでは研究者、有識者、政府機関の関係者と協力し、研究開発戦略の策定を進めていますが、その一環として、「アジアの持続可能な発展を目指した環境保全に関する基盤技術」の研究を国が推進すべき環境研究の重要なテーマの一つとして、取り上げ検討しています。
 NIESはわが国の環境分野の中心的研究機関として、理学・工学・農学・医学・薬学・水産学から経済学にいたる幅広い研究者が協力し研究を精力的に進めております。
 今回のシンポジウムは、世界およびアジアの一員として日本が「アジアの持続可能な発展を目指した環境保全」について果たすべき役割、アジア諸国との共同について、これまでの研究の現状と課題、および将来の展望を概観し、今後推進すべき科学技術の研究開発内容やその推進策を共に考えることを目的とします。

■プログラム
13:00-13:10 開会挨拶 安井 至
国際連合大学副学長
講 演 (1)「アジアの持続可能な発展と環境に関する研究課題」(13:10〜13:30) 井上 孝太郎
(独)科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー
(2)「アジア太平洋環境イノベーション戦略プロジェクト(APEIS)」(13:30〜14:00) 渡辺 正孝
(独)国立環境研究所水土壌圏環境研究領域長
(3)「アジアの環境問題と国際協働・強調による取り組み」(14:00〜14:30) 大垣 眞一郎
東京大学大学院工学系研究科教授
14:30〜14:45 休 憩
講 演 (4)「持続可能な発展を目指した中国とアジア地域の戦略パートナー関係の発展」(14:45〜15:05) 劉 健
中国科学院資源環境科学技術局副局長
(5)「アジアの環境研究事例紹介」(15:05〜15:25) アセラ パティラーナ
国際連合大学シニア研究フェロー
(6)「アジアの環境問題と国際協力:環境経済学の視点から」(15:25〜15:55) 植田 和弘
京都大学大学院経済学研究科教授
パネルディスカッション パネルディスカッション(15:55〜16:55)
−アジア各国と共同で行う研究のあり方およびその推進方策−
(環境アセスメント、環境保全研究を例に)
(司会)安井 至
(パネリスト)
渡辺正孝、大垣眞一郎、植田和弘、劉 健、アセラ パティラーナ、
高見邦雄(緑の地球ネットワーク)、
和智良裕(JST研究開発戦略センター) 
16:55 閉会挨拶 渡辺 正孝
(独)国立環境研究所

■参加申し込み
  • 参加希望の方は、氏名、所属、住所、電話(FAX)番号、メールアドレスを明記の上、12月15日迄に下記宛お申し込み下さい。
  • (独)科学技術振興機構 研究開発戦略センター共催シンポジウム受付
    〒102-0084 東京都千代田区二番町3番地 麹町スクエア3階
    TEL:03-5214-7485 FAX:03-5214-7385 E-Mail:ee-jimu@jst.go.jp
  • 定員(先着100名)になり次第締め切らせて頂きますので、あらかじめご了承下さい。

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